【サクッと薬膳朝食レシピvol.1】美容にうれしいトマト粥

時間がない朝はなるべく手軽に食事を済ませたいところ。とはいえ、空腹を満たすためだけの食事では1日のスタートとしてはものがなしいですよね。

せっかくなら、ちょっと体にイイものを食べたくありませんか?

そこで今回は、国際中医薬膳師の筆者が忙しくてもサクッと作ることができる朝食レシピをご紹介します。

 

1日のスタートに「お粥」がいいワケ

中医学では、やる気がない、疲れやすいなど、気が不足している状態を“気虚(ききょ)”とよびます。気は、ストレスや過労で消耗されてしまい、忙しく働く女性は足りていない人が多いんです。

また、気を補う食事をすることで体調を整えるという考え方があります。薬膳では気を補うことを“補気(ほき)”というのですが、代表的な補気の料理が“お粥”です。

お米をコトコト焚くことで、気がお米に閉じ込められ、胃に優しく消化も良く、朝いちばんの食事としてもぴったりです。

薬膳の考え方が浸透している中国圏、台湾や香港などでは、お粥は朝食の定番。旅行で屋台やお粥専門店をたくさん見かけた方も多いと思います。

日本では味気ない病気のときに食べるものというイメージもあるかもしれませんが、今回は食べごたえもあり、美容にもうれしいお粥をご紹介します。

 

見た目も鮮やかな「トマト粥」の作り方

(C)GATTA

●材料(2人分)

トマトカット缶 半分

ごはん 茶碗軽く1杯

鶏胸肉 100g

キャベツ 1枚

玉ねぎ 1/4個

にんじん 1/3本

コンソメ 小さじ2

粉チーズ 適量

 

●作り方

(C)GATTA

(1)鍋に水400mlを入れ、食べやすい大きさに切った鶏胸肉を入れて火にかける

(2)鶏肉に火が通ったら、大きめのみじん切りにした玉ねぎ、薄く切ったにんじん、キャベツを入れ、ひと煮立ちさせる

(3)トマト缶とコンソメ、ごはんを入れて、中弱火で5~10分煮る

(4)器に盛り、粉チーズをかけて完成

 

薬膳ポイント:作用を組み合わせる

美容や紫外線対策の強い味方として人気のトマトですが、中医学では体を冷やす“微寒”の野菜です。なるべく体を冷やしたくない女性は、寒冷野菜を食べるときは火を通すか、温める効果がある食材を組み合わせて中和させるのがオススメです。こうして作用を組み合わせることも“薬膳”のひとつ。

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また、万物を5つに分けて考える東洋医学では、春の五臓は“肝(かん)”。肝の不調はイライラや怒りっぽくなる、落ち込むなど、心が不安定になるのも特徴のひとつです。

東洋医学では季節が冬から春に変わり、眠っていた命が一斉に芽吹いて気が大地に溢れるため、人の体に入ってくる気が入り過ぎて溢れてしまうことでイライラしやすくなり、気が滞ると鬱々してしまうと考えます。気は通り過ぎても通らな過ぎてもいけないんです。

肝を労わることで春を元気に過ごすことができるという考えを“養生(ようじょう)”とよび、薬膳では春の五味“酸味”を取り入れます。トマトは甘酸で肝経にも影響する食材です。

 

気は朝作られます。なるべく早寝早起きをし、軽くストレッチをしてしっかり朝食を摂ることで、1日を気持ち良くスタートできますよ。

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