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ネット上での選挙活動解禁で選挙はどう変わるのか?まとめ(リスク編)

4/19に改正された公職選挙法により、インターネットを使った選挙活動が解禁となりました。

このことにより、選挙は、そして我々の行動はどのように変わって行くのでしょうか?改正前と改正後の違いについてまとめてみました。前回はメリットについてご紹介しましたが今回はリスクについてです。

■候補者なりすまし増え混乱を招く?

第一に「なりすまし」出現への対策がまだ不完全だということです。選挙管理委員会は候補者及び政党のアカウントを正式に提示するなどの対策を講じるそうですし、また「なりすまし」が発覚した場合、違反者へは禁固刑を含めた厳しい措置がとられる方向で検討が進められているようですが、それだけで完全に防ぎきれるとは思えません。国の中枢にサイバーテロを仕掛けるような集団が存在する今日、幾重に防御網を張っていても、それを突破する者が絶無だとは言い切れません。

■誹謗中傷から、炎上の可能性大!

第二に誹謗中傷の横行への懸念です。ちょっとした発言で有名人のブログが炎上することなどは日常茶飯事ですね。ましてや政策やイデオロギーなどのセンシティブな問題を取り扱う候補者のページにおいてをや。すこし刺激的な発言に対してはアンチが噛み付くでしょうし、曖昧な答えばかりでは支持者の拡大にはつながらない。なにより健全な議論や検討が阻害されるのではネットによる選挙活動の意味がなくなってしまいますね。

■私たちが逮捕されちゃうリスクも!

第三は私たちも公職選挙法違反に問われかねない場合があるということです。例えば、候補者のHPから画像をダウンロードし、それを印刷して配布したりしたら、公職選挙法違反になります。また、一般の有権者が自分の支持する候補者への投票を呼びかけるメールを送付してもアウト。ネット上に有料の広告を掲載することも違反となります。

いずれにせよ、今夏の参議院選からネット選挙は解禁されます。法に抵触しないように注意しながら、最大限にネットを活用して行くことが有権者の権利でもあり、義務でもあると言えるでしょう。スマホ女子なら賢く、リスクを知りながらネット選挙を利用しましょう。