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ユーザーが感じるdocomo戦略への違和感

我が家は今春、ドコモに乗り換えました。ガラケー期間を含めて、ドコモと契約するのは初めてです。乗り換えて「さすがドコモ」と思うところも多いのですが、ちょっぴり不満に思うところも。そんな点を列挙してみました。

法人には甘いのに、個人に厳しい?ドコモの90日ルール

「学生家族いっしょ割」という、学生と同時に購入するとスマホ本体も割引になるというキャンペーンを展開していたので、これを利用して我が家は家族みんなでドコモに乗り換えました。

子どもは未成年なので、スマホを親名義で契約しようとしたら、この「ドコモの90日ルール」に引っかかってしまいました。 「ドコモの90日ルール」とは「新規では90日以内は同じ名義で2回線までしか契約できない」というもの。つまり子ども2人と親本人のスマホを親名義での同時申し込みはできません。

そんなルールが存在していることを知らなかったので、子ども名義で契約し直し、また子どものサインが必要となるので、子どもが下校してから、再度店舗に行く羽目になりました。

ところで、今月15日、ヤミ金融などの犯罪に使われたレンタル携帯電話の、98%がNTTドコモ製品だったことが判明したというニュースがありました。これは、ドコモが法人の契約数に上限を設けていないためだそうです(ソフトバンクとauは、不自然に多い回線を求める事業者に対しては提供数を制限したり、拒否したりしているとのこと)。

環境は若干違いますが、個人には2回線という上限を設けているのに、法人には上限なし。なんだか不不公平に感じました。

「家族いっしょに乗り換えるとお得」と勧誘しているのなら、前契約が長期であるなどが確認できたら、2回線までというルール適用外のケースも認めてほしいですね。

ドコモ

iコンシェル、NOTTVつきの契約、解約方法の案内は?

2か所の業販店でスマホの契約をしたのですが、どちらもドコモコンテンツへの加入が、スマホ本体の割引の条件となっていました。異なった2か所で同じ販売形態だったということは、ドコモが推進していると推察できます。この方式自体は、ユーザーとしても割引が受けられる、コンテンツを試してみることができる、というメリットがあるのでひとつの販売方法だと納得しています。

ただ、コンテンツ契約が済んだ形でスマホを受け取ります。自分でこれらのオプションを外さなければ、契約し続けることになります。しかし、契約時に解約方法については説明を受けていません。

今後スマホユーザーのすそ野が広がり、操作に不慣れな人もスマホを持つようになると思います。そうなると意図しないで契約し続けてしまう人も出てくるかもしれません。設定のため必要なIDやパスワードが多く、どのIDやパスワードを入力すればよいのか、迷う部分もありました。操作に不慣れな人のために、解約方法について書かれた紙を1枚入れるなど、解約や退会の案内をし、自分の意思で契約を継続できるように考えてほしいと思います。

nottv

コンテンツは多いけれど、 バッテリーのもちが心配で使えない

iコンシェル、NOTTVなど、ドコモのコンテンツは便利で豊富だと思います。ただし、それが自分のスマホ内で常駐しているのは、素直に喜べません。バッテリーの残量を心配をしているときに、iコンシェルのひつじがホーム画面で動いているのを見ると、バッテリーを無駄に消費しているようで、気持ちが解約へと動きます。

本当にこれらが便利だと実感できるのは、バッテリーの心配をしなくて済むようになってからかもしれません。現状では朝フル充電しても、セーブして使わなければ夜までもちません。バッテリーの残量が心配で、便利でも利用していない人という人は少なくないのではないでしょうか。

今夏の「ドコモ2トップ戦略」では、ドコモが重視しているのは「便利さ」>「バッテリーのもち」ではないかと感じます。バッテリーのもちが改善されなければ、「便利さ」は宝の持ち腐れになってしまうのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

iコンシェル

以上、ドコモの1ユーザーとして感じたことを挙げましたが、学割が2度目でも使える、「ありがとう10年スマホ割」など長期契約者への優遇策もあるなどドコモならでのメリットもあります。ドコモへの乗り換えを検討している方は参考にしてください。

【参考】犯罪悪用、98%がドコモ レンタル携帯で警察庁調査

 

(ライター:栗山佳子