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海外でも深刻な事態に…SNSを使った「ネットいじめ」で自殺者が続出

先日、「子どものネットトラブルが急増するのは小学4年生からと判明。その理由とは?」という記事で、LINEを使ったいじめなどのトラブルが問題となっている現状についてお伝えしました。

しかし、こういったネットトラブルは日本だけで起こっている問題ではないよう……。現在、海外の10代の若者たちに人気となっているSNS『Ask.fm』。そこで行われたと思われる“ネットいじめ”を苦にした少年少女たちの自殺が相次いでいるのです。

 

■『Ask.fm』ってどんなSNS?

日本ではあまり馴染みのない『Ask.fm』。「あなたの好きな食べ物は?」など、シンプルな質問をしたり答えたりするSNSとして親しまれています。

利用者の多くは、米国、英国、ブラジル、ロシア、ドイツ、フランスなどの欧州各国が中心となっています。また、利用者の半分以上は18歳以下の少年少女たち。彼らは、FacebookやInstagramのプロフィール欄にAsk.fmの情報を記載している人も多く、なるべく多くの人に見てもらうことを目的としている場合が多いようです。

 

■自殺者は10人以上に

海外メディアによると、2012年秋には13歳と14歳の少女たちが、匿名ユーザーによってきつい言葉を浴びせられ自殺。

2012年12月には、フロリダの自宅で16歳の少女が自殺。「そろそろ死んでくれない?」などの罵声を浴びせられたことが原因によるものでした。

さらに、2013年1月には16歳少年、4月には15歳少年、8月にも14歳の少女が自殺。『Ask.fm』でのいじめが原因と思われる自殺者は10人以上にもなるといわれています。

 

■英首相も「ネットいじめ」に懸念

最も多い5人の自殺者を出しているといわれているのがイギリス。これに対して、英キャメロン首相が「オンラインであれオフラインであれ、人を傷つけること、暴力を振るうことは法律を犯すことであり、オンラインにいるからといって“法律が適用されない”と思ってはいけない。そのようなサイトはボイコットしろ、そんなサイトに行くべきではない」と、強い呼びかけを行いました。

また、イギリスで「ネットいじめ」撲滅のために活動する団体では、政府機関や産業界などを通じて次のような呼びかけも行っているそう。

・「ネットいじめ」を含むいじめについて子どもと話し合う機会を持つ。

・ 保護者用規制ツールやプライバシー設定などのツールを有効活用する。

・もし自分の子どもが「ネットいじめ」の被害に遭っていたら、PC設定等の技術的なサポートだけでなく、精神面でのサポートを行う。「ネットいじめ」の証拠と思われるコメントやメールを収集し、ISPや携帯電話会社に連絡する。

・自分の子どもが「ネットいじめ」をしていると知ったら、いじめをしてはいけないこと、そしてなぜいけないのかを説明する。

(一部抜粋)

 

■後を絶たないいじめ問題

日本でも、学校や政府などがさまざまないじめ対策に取り組んでいますが、いじめによる問題は後を絶ちません。また、スマホやタブレットなどの出現により、いじめにあう子どもたちが低年齢化していることも挙げられます。

より一層、子どもたちといじめについて話し合う機会を増やすことが求められているのかもしれません。

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