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ググるとなっちゃう!? 「google症」「サイバー心気症」って知ってる?

 

あなたは『サイバー心気症』や『google症』という言葉を知っていますか?

『サイバー心気症(cyberchondria)』は「サイバー(cyber)」と「心気症(chondria)」を足した造語で、2000年ごろに生まれたと言われており、体調不良の症状をネットで調べて、自分は重い病気にかかっているのではないかと過剰に心配してしまい、余計に体調を悪くしてしまう事象のことを差します。Microsoft社や多くの研究者がその心理的な原因を調査していることでも話題になりました。

同様に『google症』は米メディアのスラッシュドットが紹介し、話題になったキーワード。『サイバー心気症』とおなじく、自分の症状をgoogleで検索し、それによって誤った自己診断を行うことを差すそう。

あなたも、「なんとなく体がだるいな……」「ここのところずっと頭痛が続いている……」など身体の不調を感じたとき、「頭痛」や「倦怠感」などでgoogle検索してみたら、重篤な病気がずらりとならんで、自分は重い病気にかかっているのではないかと不安でしょうがなくなってしまった経験があるのではないでしょうか?

 

■ネットの情報で過剰に心配しすぎてしまう人続出……

Twitterでも以下のような多くの不安の声が。

吐き気する(;_;)ネットでいろいろ調べたけどよくわからん。はる子宮悪いって言われた事あるで余計気になる。明日定時やったら、絶対行こ!1人じゃ行けねぇよ。笑すでに泣きそうやもん。怖い(;_;)病気やったらどうしよう

何だろうか?右目の奥が痛い。目をつむると後頭部がズキズキする。何かの病気かな?明日には治ってるかな?昨日は全然そんな事なかったのに…。ネットで色々な病気を調べた。とくにヒットしない。それがまた怖い。見えない恐怖に怯えなければいけないのかと思うと涙が出てきた。

病院側にも、検索で心配になった人や、この病気に違いないと思いこんだ患者が多く訪れているよう。

ネットで調べた薬剤情報をプリントして、「俺の病気はこういう病名だからこの薬を出してくれ」って言う患者様とか、最近の流行なのかしら。でも、口臭は嫌気性菌感染ぢゃないと思うゎ。

ある大学病院の医者はこのように証言しています。「以前からテレビの健康情報番組やドラマを見て、自分はこの病気じゃないかという人は多くいましたが……。とくに大学病院はそのような患者さんが多いですね。自分がこの病気だと信じてこんでしまっているのに、小さな病院ではその診断をしてくれない。だから病院を転々とするんです。そして大きな病院だったらきっとその病名を診断してくれるに違いないと流れ着くわけです。」

 

■「セカンドオピニオン」と「ドクターショッピング」のちがいって?

「セカンドオピニオン」という言葉が浸透し、多くの人が複数の病院にかかることに抵抗感を感じなくなってきています。そのため、「自分はこの病気にちがいない! ちゃんとした診断をしてくれないなら別の病院にかかるしかない」とネットなどで知り得た情報をもとに、主婦が安い食材を求めてスーパーをハシゴするかのように、あちこちの病院を回る現象が多くおきています。これを「ドクターショッピング」と言います。

病院できちんと診察をしてもらうならまだ安心ですが、中にはその病気だと自己診断してしまい、薬まで購入してしまうケースも。

 

スマホの普及でインターネットがより身近になり、多くの情報が簡単に手に入るようになりました。しかし、安易な自己判断は禁物。ネットの情報は玉石混合。あまり情報に踊らされないようにすることが大切ですね。

 

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【参考】

Doctors Seeing a Rise In “Google-itis” – Slash Dot

Cyberchondria: Studies of the Escalation of Medical Concerns in Web Search – Microsoft Research