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「LINEのID教えてないのに…」被害者が語るネットストーキングの実態

あなたは「ネットストーカー」という言葉を聞いたことがありますか?

SNSの普及に伴い、人々がより簡単にコミュニケーションが取れるようになりました。その反面、簡単にとれる個人情報をもとに、ストーキングしやすくなったのも事実。SNSや検索エンジンを使って、ストーキング行為が行われている事例が後を絶たないと言います。

 

■「チェックインをすると、追いかけるようにチェックインしてきた」

IT会社の広報に勤めるTさん(独身・25歳)。広報という仕事がらか、Twitterに顔写真とフルネームを載せている彼女。そんな彼女がある日を境に、一人の男性から執拗なアプローチを受けたそう。

「ケーキが食べたい」とつぶやけば「あなたの名前でケーキを取り置きしておいた」とDMが届き、「アクセサリーを失くした」とつぶやけば、「プレゼントを駅のロッカーに置いてきたから取りに来てほしい」と届くようになったんだとか。

FourSquare(位置情報を共有するSNS)でチェックインをすれば、追いかけるようにチェックインをしてきたり、「偶然だね」などと装ってチェックイン場所に現れることもしばしば。

TwitterアカウントとLINEのID名が同じだった彼女は、LINEのIDを教えていないにも関わらず、その男性からLINEで連絡がくるようになります。

LINEを未読スルーしたままTwitterでツイートすると、「なんで自分のLINEは見てくれないのか?」と来るようになり、「プレゼントを送りたいから、住所を教えてほしい」などと、住所を聞き出そうとしてきたそう。

気持ち悪くなってアカウントブロックしても、新しいアカウントでまたフォローしてきたり……自分のプロフィール画像をLINEの壁紙にした画像が送られてきたり……とストーキング行為は頂点に達したといいます。

 

■ストーカー被害の6割が「犯人は知人」! 2割が「周りにストーカーになりそうな人がいる」

『日本法規情報株式会社』の「ストーカー被害に関する意識調査」でも、ストーカー被害者で「加害者が知人だった」と答えた人が6割にものぼり、また、被害を受けていない人の2割が「周りにストーカーになりそうな人がいる」と答えていることがわかりました。

 

■ネットストーキング被害者に学ぶ、自衛策とは?

彼女は現在、

・チェックインは自分がその場を離れたあとに行う。

・メールアドレスを聞かれたりしたら、断るんじゃなくて、完全に無視する。

・Facebookはブランディングと割り切る、Twitterは漏れてもよい情報しか流さない、プライベートな内容はPathを使うなど、SNSを使い分ける。

などの自衛策を取っているそう。これでもまだまだ被害はゼロになったわけではありませんが、改善はしたそうですよ。

 

あなたが何気なくSNSにさらしている個人情報、もしかしたら虎視眈眈とストーカーが狙っているかもしれません。それは見知らぬ誰かなのではなく、あなたの良く知っている人かも……。「知人だから大丈夫」、「コメントやDMが来たら断りづらい」などと安易に思わず、一度SNSとの付き合い方を考えてみてはいかがですか?

 

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【参考】

「ストーカー被害に関する意識調査」 – 日本法規情報株式会社