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無料で聞ける音楽アプリは「違法」?見極め方法おしえます!

最近、「最新曲が無料で聞ける!」などのうたい文句で、音楽再生アプリが流行っていますよね。アプリランキングを見ても上位にずらりとそのようなアプリが並ぶことも。

でも、これってどうなの? お金払ってないのに最新曲が聞けるなんて、違法なんじゃないの?

と、心配になってしまいませんか?

 

■「違法ダウンロードの刑事罰化」って?

ここで気になるのは「違法ダウンロードの刑事罰化」。インターネット上にアップロードされたファイルを“違法”と知りながらダウンロード(録音又は録画)する行為は法律で禁止されており、刑事罰を伴う罰則の対象となるというもの。

よく映画館などでもCMをしているのを見かけたりしますよね。それでは、最近流行りの音楽アプリはこれにあたるのでしょうか?

 

■視聴するだけなら違法じゃない!

文化庁が発行している『違法ダウンロードの刑事罰化についてのQ&A』のによると、「違法に配信されている音楽や映像を視聴するだけで、違法となるのでしょうか」という質問に対して、「録画や録音を伴わなければ、違法ではない」とのこと。

しかし、アプリストアを眺めていると「オフラインでも楽しめる」とうたっているアプリもありますよね。これは“違法ダウンロード”になるんじゃないの!? と心配になってしまうことも。

これはどのように考えればいいのでしょうか?

 

■「オフラインでも聞ける」のにダウンロードじゃないってどういうこと?

例えば、Webサイトを見ている途中にスマホが圏外になっても、開いたページがそのまま見れる時ってありますよね。あれは「キャッシュ」というデータで一時的に複製しているため“一時的に”見れる状態になっているだけ。アプリを閉じてしまうと見れません。

実は音楽アプリにも同じような技術が使われており、一時的にアプリ内にキャッシュを保存しておくことによって“オフライン”でも聴けるようになっています。

文化庁の公式ホームページでも「キャッシュの生成は違法ではなく刑罰の対象とはなりま せん。」とあります。

<データをダウンロードしながら再生するという仕組みのものがあり、この場合、動画の閲覧に際して、複製(録音又は録画)が伴うことになります。しかしながら、このような複製(キャッシュ)に関しては、第47条の8(電子計算機における著作物利用に伴う複製)の規定が適用されることにより著作権侵害には該当せず、「著作権又は著作隣接権を侵害した」という要件を満たしません。>

つまり、罰則の対象は「ダウンロード」であり「録音又は録画」ですから、キャッシュを保存したくらいなら違法にはならないという事。

とはいっても、実際にはファイルをそのままダウンロードしてしまう違法アプリが存在しているのも事実。自分が使っているアプリが違法なものなのかどうなのか、利用には十分気を付けほうがよさそうです。

 

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【参考】

違法ダウンロードの刑事罰化についてのQ&A – 文化庁ホームページ(PDF)

 

(ライター 斉藤雄二