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日焼け止めをSPF値だけで選ぶのはNG!? 紫外線の肌への影響と重要なポイントとは?

春になると、紫外線の量が増えてきますね。

肌の日焼けに対する日常的な対策として、日傘や帽子、日焼け止めを使用する人も多いですが、年々その機能を進化させる日焼け止め。

日焼け止めを買うとき、あなたは何を基準に選んでいますか?

今回は、春本番前に知っておきたい日焼け止めの機能と正しい選び方、使い方についてご紹介します♡

 

日焼け止めは主にSPF値で見て選んでしまう人が約7割と判明!

パシフィックコミュニケーションズ株式会社は、資生堂ジャパン株式会社の協力の元、20歳~40歳の女性225人を対象に日焼け止めに関する調査行ったところ、「日焼け止めを選ぶ際に何を基準に選ぶか」という問いに対しては「SPF(UV-B波のブロック力)の高さ」(79.6%)、「PA(UV-A波のブロック力)の高さ」(62.2%)、「汗や水への耐性の強さ」(57.8%)が上位を占めていました。

しかし、いざ購入するときには、「おもにパッケージのSPFの値を見て決めてしまう気がする」と答えた人が約7割という結果に!

多くの人が、日焼け止めの果たすべき役割に関する知識を少なからず持ちながらも、選ぶ基準はSPF、PA、耐水性等複数あるはずなのに、SPF値だけを選択軸として日焼け止めを購入してしまっています。

最終的に手に取る際は、わかりやすいSPF値に注目する方が多いのが現実ですが、SPF値だけを見て判断するのでは不十分であると指摘をする、美容ジャーナリスト永富千晴(ながとみ・ちはる)さんに紫外線の肌への影響とお手入れの重要ポイントお伺いしました!

 

肌の中まで刺さる紫外線を防ぐ「PA値」を意識しよう

そもそも紫外線とは、波長の長さによってUV-A(紫外線A波)、UV-B(紫外線B波)、UV-C(紫外線C波)の3つに分けられます。

UV-Cはオゾン層に吸収されるため、地上には届きません。私たちの肌に悪影響をもたらすのは、UV-AとUV-Bの2つです。

<紫外線のUV-Aは、肌の中まで届き「光老化」(シワ、たるみなど)を引き起こす>
波長が短くおもに肌の表皮に強く作用するUV-Bと異なり、UV-Aは波長が長く肌の奥の真皮にまで到達することがわかっています。

UV-Aを浴びると肌の奥でも「酸化」が起き、さまざまなダメージが蓄積されて肌老化が進行していきます。

この紫外線を主とした太陽光線による老化を「光老化」と呼びます。

肌老化は加齢によるものは約2割で、残りの8割が紫外線ダメージによる光老化によるものといわれています。

無防備に紫外線を浴びることで肌は弾力を失い、将来的にシワやたるみなどのリスクが高まります。

見た目の印象を大きく左右する肌の悩みを引き起こしてしまうのです。

・SPFとは・・・?
SPFとは「Sun Protection Factor」の略でUV-Bを防ぐ効果指数のこと。1~50+までの数値は、何も塗らない場合に比べてUV-Bによる炎症をどれぐらい長い時間防止できるかを表しており、数値が大きい方がUV-Bに対する防御効果が高いことを意味します。

・PAとは・・・?
PAとは「Protection Grade of UV-A」の略で、UV-A を防ぐ効果を表しています。4段階の「+」マークで表示され、「+」の数が増えるにつれ、UV-Aに対する防御効果が高いことを表します。

SPFの高さだけでなく、「肌の中まで刺さる」紫外線も防ぐために、PA値を意識しましょう!

 

日焼け止めの正しい塗り方とは?

日焼け止めはこまめに塗り直すことが重要だとご存知の方も多いですが、ムラなく塗るためにも汗や水などを都度軽く拭いてから塗る必要があります。

その後必要に応じて塗りなおしてください。

効果を保つために2,3時間おきに塗りなおすことがオススメです。

<塗りなおしのタイミング>
■朝・・・服の袖口や裾の部分から紫外線が入ることも加味し、服を着る前に手足、顔、首にまんべんなく塗りましょう。特に塗り忘れの多い足の甲は、シミになって塗り忘れに気づく方も多いパーツ。忘れずに!

■昼・・・外に出る前、かつ、汗をかく前である、ランチでの外出前に塗りなおす習慣を。

■夕方・・・実は強烈な西陽にご注意。春先以降は夕方こそ、うっかり焼けにご注意。

 

それでも日焼けしてしまったかも…そんなときの対処法は?

日焼けは小さな炎症ともいえます。

まずは肌表面の温度を下げることが、不快感を軽減するうえでも有効なので、冷蔵庫で冷やしたタオルや、私はマスクなどを冷蔵庫で冷やしておいて、ひきつりやほてりが静まってから、肌に貼って時間をおくようにしています。

この際、マスクを貼る時間は10分以内に。

ダメージ対策としてはまず保湿が必要不可欠なので、自分の肌で刺激を感じない使い慣れた化粧水とクリームなどでたっぷり保湿してくださいね。

 

いかがでしたか?

今回は、効果的な日焼け止めの使い方についてご紹介しました。

日焼け止めを今一度見直して、日々こまめにケアすることで肌への負担を減らして、きれいな肌を保っていきましょう♡

 

教えてくれたのは……

美容ジャーナリスト:永富 千晴(ながとみ ちはる)さん
ビューティエディターとして出版社に勤めた後、美容ジャーナリストとして独立。 2003年より美容感度の高い女性が集まるメンバーシップコミュニティ「club C.」を主宰。最新美容からリアルな声を反映した美容情報までさまざまな情報を執筆。アドバイザー、マーケティング、PRなどでも活躍。

 

【参考・画像】

日焼け止めはおもにSPF値を見て決めてしまう人が約7割と判明! - @Press

※ Shutterstock