新生活がスタートして約1週間。新社会人の人は、少しずつ仕事にも慣れてきたところでしょうか。
でもそんなときこそ注意したいのが、“言葉遣い”! うっかり「まじすみません」「~っす」なんて口にしていませんか? 先輩たちは意外と注意深く見ているものです。
また、社会人数年目の先輩たちも、意外と「あれ? これってどう言えばいいんだっけ?」と分からなくなったりすることもありますよね。
そこで今回は、“できる大人”に欠かせない「正しい言葉遣い」を毎日1個配信している『正しい日本語!できる大人の美しい言い回し!』を参考に、絶対抑えておきたい言葉遣いをご紹介しますよ。
■先輩たちも意外と間違えてる!? 間違えやすいビジネス敬語5つ
(1)「お休みをいただいております」はNG!
つい使ってしまいがちな、「お休みを頂いております」と言う表現はNG! 社員が休んでいる場合は、「お休みをとっております」と、自社をへりくだるの形をとるのが、正しい敬語の使い方なんだそう。
(2)クレームに対して「私には分かりません」
新入社員はさまざまな電話を受けることがありますよね。その中には、他社からのクレームもきっとあるはず……。でも内容を理解できないからといって「ちょっと分かりません」と幼稚な言葉を口にしてはダメ! 「申し訳ございません。弊社ではご返答いたしかねます」や「分かりかねます」とその場を乗り切って、担当者に変わりましょう。
(3)「了解しました」は目上の人には失礼!
「了解しました」と言ってしまいがちですが、実は目上の人に使うのは大変失礼なことなんです。上司やお客様に何かを頼まれたら「かしこまりました」と受け答えできるようにしておきましょう。
(4)「申し出てください」はお客様を怒らせることも!
「何かあれば申し出てくださいね」と言うのは、「申す」という謙譲語を相手に使った変な敬語。お客様に不愉快な思いをさせないためにも、正しい言葉遣い「お申しつけください」を覚えておいてくださいね。
(5)「おっしゃられる」は二重敬語で間違い!
「○○様のおっしゃられる通りです」と聞いて、ちょっと違和感を覚えませんか? 実は「おっしゃる」はそれだけで尊敬語になるので、「られる」を付けると二重敬語になってしまうのです。正しくは「○○様のおっしゃる通りです」ですよ。
アプリには、まだまだ新生活に役立つこと間違いなしの日本語がたっぷり収録されています。正しいと思って使っていたけど、実は間違った敬語だった……なんて恥をかく前に、こっそり見直しておいた方がよいかもしれませんよ。
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